映画「ストロベリーショートケイクス」感想④塔子編
■イラストレーターの塔子
ストレスからか過食症で、繰り返しては吐くのを繰り返す塔子。
トイレで吐くシーンがかなりリアルな音で吐くので
見てるこっちまで吐きそうになります。
クライアントのミスで、
絵をもう1回書き直さなくてはいけなくなるシーン、
クライアントが「ちゃちゃっと書き直してくれないかな」(みたいなことを言われる)
って言ってくるんだけど、
塔子が悩みながら何回も書き直して完成させたイラストを
ラーメン屋に忘れときながら何様なんじゃー!!!
「泣きながら謝ってくれるならいくらでも書き直す」と
吐きながら呟く塔子を見てるのが辛かったです。
同居人のちひろに
「好きな事して、高いお金もらってていいよね」と言われるが
私もきっとちひろの様に思ってしまうことがあるかもしれないけど、
本人にしか分からない仕事の辛さ、立場の辛さってあると思うから、
みんなそれぞれ大変なんだよね。
一仕事終えて、上半身裸で眠るシーンがあるんだけど、
あばらが浮き出るほど細くて、その過酷さが窺える。
そのときにヘアバンドに使っていたものを目に下げてアイマスクにするんだけど
デザインが可愛すぎて欲しいすぎる。
お仕事頑張り屋さんな塔子、素敵です。